今年も開催!まるっと文化祭2021
【追記】この文化祭は終了しました。レポートはこちら
NPO法人Reジョブ大阪の「まるっと文化祭」は、今年で3年目。当事者が主役の文化祭です。新型コロナウィルス感染防止のため、今年もオンラインにて開催します。オンラインならばもっともっといろんな人に見てもらいたい! そう思っています。みなさんまずはこのブログ記事を「拡散」することで、応援してください! お願いします(^O^)/
■テーマ「ぼくらの困りごとと工夫」
■日時:2021年9月26日(日)13時~15時30分(予定)
■会場:オンライン(YouTube配信)
■参加費:無料
■内容
NPO法人Reジョブ大阪の「まるっと文化祭」は、当事者が主役の文化祭。今年で3年目となります。当事者、家族さん、医療職、支援職、一般の人が入り混じり、文化祭を運営します。新型コロナウィルス感染防止のため、今年もオンラインにて開催。YouTubeで配信するのでweb環境があればどなたでも閲覧できます。リアルタイムでコメントもOK!
■参加方法:YouTubeで見られます。リジョブのYouTubeチャンネル登録をしておくと通知が行くので便利です!また、リジョブの各SNSでもこれでもか!というほど宣伝しますので、そこからでもOKです。
※動画の閲覧期間は終了しました。
日本中、災害だらけです。新型コロナウィルスの感染拡大もそうですが、地震や台風も多発。天中殺のような時代です。そんな中で一番困るのは、最も弱い人たち。お年寄りや子ども、そして障害のある人たちです。避難所での生活は障害のある人たちにとっては耐え難いものであることも多いです。加えて、脳損傷者の場合は、自分が何に困っているのかを言葉で表現できなかったり、一見普通に見えるために適切な配慮を受けられなかったりします。
そこで、今年のテーマは「ぼくらの困りごとと工夫」とし、防災、復職、再発予防など、脳損傷者に限ったことではないテーマとしました。これ、お年寄りにも、子どもにも、なんなら一般家庭にとっても価値ある工夫なのです。ぜひぜひ、多くの人に見てもらいたいのです。
チラシです(どうぞ持って行ってください)
◆プログラム
第1部 当事者の立場から「ぼくらの困りごとと工夫」
(1)作業療法士 金原衣理子 × 当事者 山中千尋
片麻痺があっても日常生活は送れる。片手でも料理ができ、趣味を楽しめる。何事にも挑戦して欲しい。決してひとりじゃないという事を伝えたいです。
(2)当事者 立花勇二
高次脳機能障害12年。色々なことを経験しました。同じ障害をもつ人に参考になればと思っています。当日は、就労について語ります。
(3)当事者 幸地清
脳梗塞になって丸10年経ちました。八尾の「ほっとケーキの会」で活動しています。当日は会の活動について話します。
(4)当事者 早野満紀子
動脈瘤の手術のあと後遺症が残りました。この障害について知ってもらうため、活動しています。当日は就活のむつかしさについて話します。
(5)当事者 坂大樹
リハビリにとりくむ日々をYouTubeチャンネル『世界はサカサマ!』で公開しています。片麻痺での食事や、皿洗いの方法などをお伝えしたいです。
(6)当事者 岡﨑憲司
高次脳機能障害がありますが、YouTube『風神雷神』で、この障害のことを世の中に広めていきたいと頑張っています。
(7)当事者 宮原秀彦 × 防災士 口ノ町一男
防災士の口ノ町さんと当事者である宮原さんの対談。今回は防災福祉のことを話します。特に避難計画について、一緒に考えてみませんか。
(8)脳ケアゼミ
障害のある方を支援する方向けの会員制サロン。医療・介護保険サービスが削減されるなか、生活の中で「自分で行うリハビリ」をめざして活動しています。
第2部 講演:障害者と防災 60分 「困りごとと解決ヒント」
(1)看護師:片山将宏先生 20分
◆講演内容
脳卒中患者さんの再発予防に向けた生活マネジメントについて
◆プロフィール
滋賀県立大学卒、慢性疾患看護専門看護師。滋賀県立大学 人間看護学部 人間看護学科 講師。
(2)管理栄養士 濱田真里先生 20分
◆講演内容
災害時の困りごとの1つ、「食」の問題。いつもの台所にある「あの」食材で出来る対応策などをご紹介します。
◆プロフィール
城西大学大学院 薬学研究科卒、管理栄養士
(3)愛知学院大学心身科学部 健康科学科 教授 辰巳寛先生 20分
◆講演内容
失語症の方向け、メロディック・イントネーション・セラピー(MIT)について
◆プロフィール
名古屋市立大学 医学研究科 生体情報・機能制御医学 博士課程修了、愛知学院大学心身科学部 健康科学科 教授、日本MIT協会発起人。
第3部 基調講演:大場龍男氏「復職、就職における困りごとと支援」について
◆プロフィール
川崎市北部・中部リハビリテーションセンター、就労支援アドバイザー
NPO法人翔和学園ワークセンター顧問
1979年京都大学経済学部卒業、横浜市総合リハビリテーションセンターを経て現職
2017年『高次脳機能障害のある人への復職・就職ガイドブック』共著、中央法規出版
クラウドファンディングも大成功!
そして今年も、資金集め、というより「広報」のために、クラウドファンディングをしました。活動報告では、各登壇者の意気込みや、リターン提供者の活動などもレポートしています!ぜひ、お読みください。
2021年8月24日17時スタート
2021年9月12日24時時終了
目標金額 150,000円
達成金額 214,000円(142%)
多くのご支援、シェア、ありがとうございました!
まるっと文化祭当日をお楽しみに。