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失語症の日レポート2022

テキストマイニング(アンケート項目「感想」)

このレポートは2022年のものです。過去の「失語症の日」イベント詳細は失語症の日ホームページにて。

https://peraichi.com/landing_pages/view/425/

はじめに

2022年4月24日(日)に開催された「失語症の日制定記念イベント」に後援、協賛、出演、ご協力をいただきました皆様、誠にありがとうございました。おかげ様でコロナ禍の中でも、オンライン配信で無事に開催することができました。制定委員一同、深く感謝申し上げます。

「失語症の日制定記念イベント」開催レポート

■日時
2021年4月24日(日)
■開催方法
Youtubeでの配信
■登壇者
第1部
1 小川 伸一(茨城県)当事者
2 城戸 要地(東京都)当事者
3 祝部 英明(島根県)当事者
4 山﨑 明夫(大分県)・梶彰子(大阪府)当事者
5 野村 隆敏(北海道)当事者
6 倉谷 嘉広(埼玉県)当事者
7 森 誠治(大阪府)・山川潤(大阪府)当事者+ST
8 砂田 真弓(岡山県)当事者
9 早野 満紀子(岐阜県)当事者
10 安藤 周男(千葉県)当事者

第2部
11 高田 正幸(愛知県)当事者・大島 ゆかり(愛知県)意思疎通支援者

意思疎通支援事業について
萩野 未沙(言語聴覚士)
 JCHO中京病院 失語・高次脳機能障害領域認定言語聴覚士
 愛知県言語聴覚士会地域包括ケア推進部
佐藤 裕紀(言語聴覚士)
 医療法人御幸会、デイケアローズ
 一社)愛知県言語聴覚士会社会局障がい児者活動支援部
西村 紀子(言語聴覚士)
 NPO法人Reジョブ大阪代表理事
 ㈱「ことばの天使」代表

■動員数
動画視聴者数 のべ 3,134 名 (2022年5月23日現在)

■アンケート結果より

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: あなたのお立場をお聞かせください。。回答数: 38 件の回答。

■満足度
不満1~非常に満足5

■感想

テキストマイニング

中央にあるほど、大きい文字ほど出現率が高い。
青…名詞、赤…動詞、緑…形容詞
委員会では緑の文字に注目

アンケート結果より(抜粋)

・回復期リハ病院勤務のSTです。入院中の患者さんにはライブで見てもらい、私は勤務中でしたので、自宅で拝聴し、それぞれ感想を話し合いました。人前で話すのは誰でも緊張するでしょうに、ましてや失語症の方がお話しするのはどれだけ勇気がいることかと、11名の方には本当に感謝の気持ちしかありません。

・様々な年代の当事者の方のお話が聞けること、言語聴覚士や意思疎通支援の取り組みについて知ることができて、とても勉強になりました。

・失語症漫才に感動しました!また続編を期待します!

・看護学生として、「失語症」「高次脳機能障害」などという言葉については知っていましたが、実際に当事者の方のお話を聞く機会がなく、当事者の方が感じられている気持ちや苦労を知ることができ、当事者の方から様々なことを学ばせていただいたと感じています。また、当事者の方が失語症と向き合いながら目標や希望を持って生活されている姿や行動している話を聞き、私自身、行動する勇気をもらうことができました。言語聴覚士の方が行われている意志疎通支援について、今回初めて知りましたが、失語症のある方が、社会に参加し、当たり前の日常を過ごすために大切な活動だと感じました。看護学生として、失語症の方の思いに寄り添いながら、サポートすることができるよう、考え、行動していきたいです。

・どの方も失語症と真剣に向き合っておられて、家族の立場として今後の励みになりました。

・当事者の方が大勢参加されて、話を聞かせていただけたのはとても勉強になりました。カラオケ大会の構想はいいなと思いましたし、漫才はとても面白く聞かせていただきましたし、絵本の読み聞かせもよかったです。当事者の方がこのように趣向を凝らして発表の場を待たれる、当事者が発信していくことはとても魅力的な企画だと思いました。

・看護職です。退院され、コミュニティで生活されている患者さんの体験を聞く機会はあまりなく、当事者のご発表が非常に参考になりました。発症後のありのままの自分を受け入れることには大変なご苦労を伴うこと、社会とのつながりをもち続けることの大切さを感じました。少しでも当事者のご苦労が少なくなるような支援を考えていきたいと思いました。

・片麻痺を持っているので、そういった合併障害?も拾ってくださるとよかった。どちらかというと、失語症以外に見た目は普通といった方の問題に注目してた感じ。大事なことだけど。

・座談会であった「雑談に入れない」という話で晴天の霹靂です…。私の失語はリハビリにより大部分改善されているので、本当に軽微なものです。しかし、転職する度に職場で雑談に入るのは億劫で仕方なく…距離を感じてしまう理由が良く理解出来ました…!

・字幕は良かったとおもいます。

・私は今大学3年生で言語聴覚士を目指していますが、2年生まではほとんどがオンライン授業で、地域で行われている失語症者との交流にも参加できていませんでした。今回のイベントでは、実際に失語症を乗り越えて社会参加をしようと努力している方々のお話を聞くことができ、貴重な経験でした。コロナが落ち着けば、地域の失語症友の会にも積極的に参加したいと思いました。ありがとうございました。

・失語症当事者の発表者数が多くて、途中で疲れました。当事者のお気持ちはわかるのだけど、気持が憂鬱になっていく…ごめんなさい。

・後半の言語聴覚士さん達のお話は、知らない事がいっぱいで興味深かったです。ありがとうございました。

・なかなか失語症の患者様の声を聴く機会がなかったのでとても勉強になり改めて失語症者の方との関わり方を見直すことが出来ました。

・STが病院や施設にとどまらず、社会に出て活動していることに驚きました。
自身が関わった失語症の方以外の想いは普段なかなか聞く機会がないので、大変有意義な時間となりました。

・第1部の失語症の方々の発信も聞きごたえがあったし、第2部の対談もいろいろと刺激をいただきました。

・失語症の患者さんは日常生活でどのようなことが困っているのかが少しわかりました。また、元に戻りたいや受け入れることの葛藤があるのだなと思いました。

・様々な失語症患者さんの声を聴くことが出来て良かったです。

・失語症となった当事者の方々のそれぞれの症状に合わせた専門的な訓練を受け、日々のご自身の継続的な努力と周りの方々の支えも重なり、症状や心持ちも良い方向へと繋がり、日常生活を過ごしている様子をご本人の言葉で振り返りながら語られていることが画面を通して感じ伝わりました。皆さまのご活動のちからはすごい励みになります。ありがとうございます。

・失語症の方たちの生のお話がとても良かった。よく考えれば、わたしも色々な面で同じように思いますが、失語症の方が失語症を受け入れることはないんだなと思いました。たまにその様に思うけど、楽しく社会参加できる場がもっと広がると良いのだと感じました。

・失語症の方は少し難しい部分もあるかと思いますが、参加者との質疑応答もできたら良いなと思いました。

・〇〇がわたしの社会参加の第一歩と話されていた方がいましたが、ああ、そうなんだな。その様な機会を我々STがもっと提供できたら幸せだろうなと思いました。

・2023年の失語症の日も楽しみにしております。

・仲間が、頑張っている仲間に触れることができて、嬉しかった。

・STを目指して勉強しています。失語症になると話せないイメージを持っていたので、リハビリでこんなにも回復するんだと勉強のモチベーションが高まりました。もしかすると私より話が上手いかもしれないです。

・コロナ禍ということもあり、1年次に予定されていた実習が軒並み中止となってしまっていました。失語症のことを講義や教科書などで学んでも、ビデオを見ても、いまいち実感が湧いていなかったのが現状です。しかし今回失語症や高次脳機能障害をもっておられる方々のお話を数多く聞くことができ、座学だけでは分からないことを学ぶことが出来たと思います。

・実際に失語症のある方の話を聞くことができ、どのようなことに不安を感じているのかを知ることができた。

・今、意思疎通支援援助者の研修会に参加して勉強重ねています。後は2回の外出同行支援で修了です。勉強重ねた事がいつか誰かの役にたてて、一緒に伴走できたらと思っています。

・目には見えづらいしょうがい。1人でも多くの方々が理解し。支援の輪が広がる事を願っています。

・ある時、突然失語症者となった時を自分に置き換えると将来の自分に不安を抱きます。身体が不自由な中、家族をどうやって守れるか・・。単身者であっても今後の我が身の将来を考えたり・・。絶望感をも抱いてしまうかもしれません。
心が折れてしまう場面も多々あると思います。失語症のある方の置かれている立場をしっかり理解し、寄り添っていきたいと思いボランティア活動に至りました。当事者の方のお話が聞けて、良かったです。

・愛知県での会話パートナーの取り組みがを知ることが出来て良かったです。

・当事者の声を聞けて良かったです。登壇というハードルがない分、リラックスしてお話されているようにも感じました。(ライブでない部分は取り直しも可能なせいもあったかもしれません)

・失語症の人がどのような支援を求めているのか、支援する側からはどのような働きかけができるのかを改めて考える機会となった。また、当事者の方々は当初は絶望感が大きかったと仰っていたが、自らの障害のことを発信したり、同じように大変な思いをしている人に向けて発信されていたので、そのエネルギーの強さにとても感激した。

・STとしては第2部が興味深かったです。支援事業のコアメンバーや職場のスタッフと、こういう夢を語り合いたいなぁと思いました。今は支援事業を実施することだけで精一杯なので。

・ゆっくりと適度な間合いで、聞き取りやすい方もいて、楽しめました。

・当事者だけではなく、雇用側の発信も。家族同様、雇用側も支援がない。情報もなく孤独で葛藤を抱え、どうしたら良いのか分からない事業者も多いと思います。同じ立場の雇用者の発信が最も心に響くと思います。

■プログラム

■小川伸一(茨城県)

■城戸要地(東京都)

■祝部英明(島根県)

■山﨑明夫(大分県)のメッセージを 梶彰子(大阪府)が朗読

■野村隆敏(北海道)

■倉谷嘉広(埼玉県)

■森誠治(大阪府)+ 山川潤ST(大阪府)

■砂田真弓(岡山県)

■早野満紀子(岐阜県)

■安藤周男(千葉県)+ 日比尭正ST(愛知県)

■高田雅之+大島ゆかり(意思疎通支援者)(愛知県)

■協賛企業

特定非営利活動法人 日本失語症協議会
言語生活サポートセンター
株式会社エスコアール
日本MIT協会
株式会社三輪書店
脳コワさんオンラインアカデミー
NPO法人Reジョブ大阪
株式会社サーカスサーカス
失語症からの言葉ノート
動きのコツ研究所リハビリセンター
NPO法人わかくさ
オンライン言語リハビリことばの天使
メディカ出版
一般社団法人 泉州メディカ
櫻スタートラベル合同会社
一般社団法人 脳卒中ライフアドバイザー協会

■後援(順不同)

一般社団法人 日本言語聴覚士協会
公益社団法人 日本脳卒中協会
公益社団法人 日本医師会
一般社団法人 日本訪問リハビリテーション協会
一般社団法人 回復期リハビリテーション病棟協会
公益社団法人 日本理学療法士協会
一般社団法人 日本リハビリテーション病院・施設協会
大阪連携たこやきの会
株式会社エスコアール
一般社団法人日本脳損傷者ケアリングコミュニティ学会
株式会社 三輪書店
一般社団法人 日本作業療法士協会
脳卒中 FESTIVAL
一般社団法人 全国デイ・ケア協会
医療法人社団 涓泉会 山王リハビリ・クリニック
NPO法人CIRLA高次脳機能障害者のサロン『えん』

ご視聴くださった皆様、協賛、後援くださった皆様、誠にありがとうございました。来年度もどうぞよろしくお願いいたします。

寄付について

ご寄付はいつでも受け付けております。
ゆうちょ銀行から振り込む場合
14060-81304271
他の銀行から振り込む場合
銀行名 ゆうちょ銀行
金融機関コード 9900
店番 408
預金種目 普通
店名 四〇八 店(ヨンゼロハチ店)
口座番号 8130427

口座名義
失語症の日制定実行委員会
口座名義かたかな表記
シツゴショウノヒセイテイジッコウイインカイ

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失語症の日制定実行委員会ホームページ
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