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【開催報告】加東市にて「高次脳機能障害」に関する講演会に登壇いたしました

先日、加東市主催の「令和7年度 障害を理解し共に暮らす地域づくり事業」におきまして、講演の機会をいただきました。

テーマ:「高次脳機能障害と認知症の違いについて~高次脳機能障害をより良く理解してもらえるために~」

この講演会は、加東市障害者相談支援センターつむぎ様が主催、加東市様が共催、そして高次脳機能障がい ピアサポート伝でん様のご協力のもと開催され、会場とオンライン(ZOOM)で多くの方にご参加いただきました。ご参加くださった皆様、そして開催にあたりご尽力いただきました関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。

「見えない障害」への理解を深めるために

突然の事故や病気で脳に損傷を負うことで発症する「高次脳機能障害」。
記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害など、様々な症状が現れますが、外見からは分かりにくいため『見えない障害』とも言われています。

その特性から、ご本人の困難が周囲に理解されにくく、誤解されてしまうことも少なくありません。

今回の講演では、言語聴覚士としての知見やこれまでの活動経験、そして当事者の方々の体験談などを交えながら、

  • 高次脳機能障害と認知症の具体的な違い
  • 退院後に直面する生活での困りごと
  • 周囲ができるサポートや工夫

などについてお話しさせていただきました。

参加された皆様が真剣に耳を傾けてくださる姿に、この障害への関心の高まりと、共に支え合う地域づくりの温かさを感じ、大変胸が熱くなりました。

この講演会が、高次脳機能障害について一人でも多くの方に知っていただき、ご本人やご家族が安心して暮らせる社会に繋がる一助となれば幸いです。

私たちNPO法人りじょぶ大阪は、失語症や高次脳機能障害を持つ方々の支援と、社会的な啓発活動にこれからも力を注いでまいります。


【講演・研修のご依頼を募集しております】

NPO法人りじょぶ大阪では、今回のテーマに限らず、失語症や高次脳機能障害に関する講演・研修のご依頼を積極的に承っております。

<講演テーマ例>

  • 「高次脳機能障害の基礎知識と支援のポイント」
  • 「失語症のある方とのコミュニケーション方法」
  • 「当事者の社会参加と就労支援について」
  • 「オンラインを活用したリハビリテーションの可能性」

自治体、医療機関、福祉施設、教育機関、当事者団体、一般企業など、ご希望の対象者や内容に合わせて企画・実施いたします。

「まずは話だけでも聞いてみたい」「こんなテーマは可能だろうか?」といったご相談も大歓迎です。ご興味をお持ちの担当者様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。

ご連絡・ご依頼はこちらまで

NPO法人Reジョブ大阪

mail:npo.rejobosaka@gmail.com